「なんとなく固い」は見逃さないでほしい感覚

最近、右側のお尻のあたりが固まっていて、
少し動きづらさを感じています。
痛みがあるわけではないのですが、
歩いたときや、ふとした動きの中で
「あれ、なんだか引っかかるな」
「なんだか最近、よく足をつるな」
そんな小さな違和感があります。
普段であれば、見過ごしてしまいそうな感覚。
でも、こういうときこそ大きなチャンスだなと感じています。
少しの違和感のうちに対処しておくことで、
大きなトラブルになる前に整えていくことができる。
体は、いきなり壊れるのではなく、
必ずその前に「小さなサイン」を出してくれているのだと思います。
私の場合、最近ふと気づいたのが
ちょっとした不調が
「右側」に偏っているということでした。

最近突然襲ってきた歯の知覚過敏も右側。
足の軽い炎症のような違和感も右側。
足の指を触っていても、右の指先に痛い場所があったり。
「たまたまかな」と思いながらも、
こうして重なると、少し気になります。
思い返してみると、
以前、左側の動きが悪くなっていたときには、
左足に皮膚のトラブルが出たこともありました。
そのときも、
はっきりとした原因があるわけではなかったけれど、
「なんとなく、同じ側に出ているな」
そんな印象が残っています。
もちろん、体はそんなに単純ではありません。
右の不調がそのまま右に出るとは限らないし、
右から左へ影響が広がることもあります。
ひとつの原因だけで説明できないことの方が、
むしろ多いのかもしれません。
それでも感じるのは、
体はバラバラのパーツではなく、
ひとつながりの中で動いているということ。
お尻の固まりひとつでも、
骨盤の動きが少し変わり、
背中や肩のバランスに影響し、
呼吸の入り方が変わることもあります。
そしてその変化は、
ただ筋肉だけの問題ではなく、
血の巡りや体の温かさ、
内臓の働きや回復力にまで
じわじわと広がっていくことがあります。
そう考えると、
「ここが悪いからここを治す」というよりも、
全体の流れの中で体を見ていくことの大切さを、
改めて感じます。
改めて思うこと
だからこそ、今回あらためて大切だと感じたのは、
「なんとなく固い」
「少し動きにくい」
そんな、とても小さな感覚です。
この段階では、まだ痛みもなく、
日常生活にも困らない。
だからつい、
「大丈夫かな」と
そのままにしてしまいがちです。
でも、こういう違和感こそが、
体からの最初のサインなのだと思います。
それを見ないふりをしていると、
少しずつ巡りが滞り、
やがて
痛みやしびれ、
動かしづらさといった
より強い形で現れてくることがあります。
だからこそ、何も起きていないように見えるときほど、
自分の体に意識を向けてみる。
朝起きたときの感覚
歩いたときの左右差
座っているときの重心
そんな日常の中にある小さな違いに、
ほんの少し気づくだけでも、
体との関係は変わっていくように感じます。
固まりは、悪いものというよりも
「少し巡りが滞りはじめていますよ」
という、体からのお知らせ。
そう思うと、
体の見え方が少し変わってくると思いませんか?
何かを「治さなければ」と焦るのではなく、
「今、どんな状態なんだろう」と
静かに感じてあげること。
それだけでも、体は少しずつ緩みはじめ、
本来の流れを取り戻していくのかもしれません。
これからも、
大きな不調になる前の
「なんとなく」の段階を大切にしながら、
体と付き合っていきたいなと思います。

