パートナーストレッチは
どんな効果があるの?
パートナーストレッチって何?
ココロとからだのめぐりを整えるお手伝いをするメグリスト斉藤です。
この記事ではパートナーストレッチの効果を知りたい人のために、
ストレッチがもたらす素晴らしい効果や注意点をお伝えしていきます。
・ストレッチとは?
・パートナーストレッチとは?
・ストレッチの素敵な効果
そんなことを書いていきたいと思っています。
目次
ストレッチとは?
初めにストレッチと何なのでしょうか?を調べてみました。
厚生労働省によるとこのように言われています。
“ストレッチングとは意図的に筋や関節を伸ばす運動です。体の柔軟性を高めるのに効果的であり、準備運動や整理運動の一要素としても活用されています。最近では美しい姿勢の保持やリラクゼーションの効果が明らかとなってきました。”
ちなみにストレッチには4つの種類があります。
- タティックストレッチ(静的)
自分で行い30秒程度のはすもの - ダイナミックストレッチ(動的)
自分で行い、動きを伴ったもの。反動を用いない - バリスティックストレッチ
自分で行い、動きを伴ったもの。反動を用いる - パートナーストレッチ
バートナーについてもらい、姿勢を固定いてもらい抵抗をかけて行う。
より大きな可動域を伸ばせるため効果的な反面。パートナーには高い技術が必要
今回は④のパートナーストレッチについて書いていきたいと思います。
なんでストレッチが大事なのだろう?
ストレッチについては、今まで多くの研究が行われてきました。
いくつかの研究の結果、継続的なストレッチによって筋肉を強化させて痛みが軽減されるということが分かったそうです。
ストレッチによって筋への血の流れが増えて、その結果筋がさらに緩むと考えています。
循環が良くなると、血液が痛みの原因となる物質を筋から洗い流すと言われています。
巡りが良くなるためには、ストレッチはとても大切なものだと考えられます。
パートナーストレッチとは?
ストレッチには筋肉の緩和、痛みの軽減、血流の回復、疲労回復、基礎体力の向上など
色々な効果があります。
パートナーストレッチは簡単にいうと
「誰かにサポートしてもらいながらストレッチをすること」です。
うみかぜ整体院のパートナーストレッチは二人でやるヨガと言われている「タイ古式」をベースに、ギバーと呼ばれる(ストレッチをする人)とレシーバーと言われる(ストレッチを受ける人)二人で受ける療法となっています。
どちらかに力が入っていると、相手にも緊張が伝わり力を抜くことができません。
お客様側も、セラピスト側もお互いに力を入れることなくストレッチされるという
理想の形になっています。
そして一番重要なのは、お客様と気持ちを合わせてストレッチすることで、
心と体でコミュニケーションをとてお互いにリラックスして自分自身も無理することなくとても安らぐことができます。
素敵な効果その1 姿勢が良くなる
よく「歪み」と言われているものは、固まった筋肉が骨を引っ張ってしまうことによって起こる現象とされています。
その固くなっている筋肉をストレッチなどで柔らかくすることで歪みが解消されることが多くあります。
猫背や反り腰で姿勢が悪くなっている方はストレッチをすることで体がバランスの良い位置になります。
自分では伸ばすことのできない部位を、脱力した状態で伸ばすことで無理なく可動域が広がり、筋肉の緊張を緩ませることができ、姿勢が整っていきます。
写真は整体院でのパートナーストレッチ整体の前後の写真ですが、姿勢がとても良くなっているのがわかります。
(K様 ストレッチ整体60分 1回目の施術)
素敵な効果その2
柔軟性がUPして筋肉や関節の動きがよくなり怪我の予防になる
ストレッチ全般に言えることですが、筋肉が硬くなると怪我のリスクがふえます。
特にかたまりやすい、股関節や足首など。この辺りが動きが悪くなると歩き方にも影響を及ぼし、足を上げての歩行ができなるなってくると、転びやすくなります。
パートナーストレッチの良いところは、ストレッチを相手に委ねることで
どこにも力が入らない状態で伸ばすことができるので効果は自分でやるより高くなると考えられます。
ストレッチをすると体をスムーズに動かすための「筋膜(きんまく)」が柔らかくなります。
素敵な効果その3 呼吸がしやすくなる
長い間、大きく息を吸うこと、マクスなしで呼吸することが制限されていた私たち。
呼吸することを少し忘れていませんか?
その他、緊張、不安、ストレスなどでも呼吸は浅くなります。
このような状態は自然に体を緩めることを忘れてしまい体がかたくなってしまうのです。
パートナーストレッチではお互いの呼吸を感じながら、呼吸をするのが上手じゃない方には声掛けをしながらストレッチをしていきますので、とても気持ち良いです。
呼吸がうまくできない方は呼吸筋が弱っているとも考えられます。
一緒に呼吸をすることで呼吸機能が高まり、呼吸がうまくできるようになっていきます。
東洋医学の考え方は陰陽のバランスが大切。ヨガなどのように無理やり呼吸をするのではなく、あくまで自然の流れで自分のペースで呼吸をすることが重要と考えています。
素敵な効果その4 内側から美しくなる
ストレッチと美しさ?何か関係があるの?と思うかもしれません。
ストレッチをすると筋肉がほぐれ血流が良くなります。血液が巡れば潤いも保たれます。
体は暖かくなるので内臓の動きも活性化されます。筋肉をしっかりと動かせば便秘の解消にもなります。
体の中がうまくめぐるので、体に不必要な老廃物などが排出されるので人間本来の美しさを手にいれることになると思います。
素敵な効果その5 バランスの良い体になる
体脂肪を減らすなどの直接的にダイエットにつながることはないですが、
むくみ改善や筋肉のはりがなくなってくるので、スッキリした健康的な体になっていきます。
厚生労働省のeネットによると
「最近では美しい姿勢の保持やリラクゼーションの効果が明らかとなってきました。」と言われています。
ストレスが軽減されると食欲もコントロールできてきます。
過食症の人の中にはストレス発散のために食べすぎてしまうという場合もありますよね。
パートナーストレッチの注意点
- 可動域以上伸ばさない、反動をつけて伸ばさない
- 呼吸を止めない
- 相手が気持ち良い程度に伸ばす
- 怪我していたり、炎症があるときは行わない
①
可動域以上に無理やり伸ばすと、筋肉や腱が伸びすぎて痛める場合があります
②
ストレッチに慣れていない方は呼吸を止めがちですが、呼吸をしていないと筋肉が硬くなりストレッチがうまくできないばかりではなく、筋肉や骨など痛めることがございます。
呼吸が上手ではない方にはしっかりと声掛けをしながらやると良いです
③
パートナーストレッチは相手とのコミュニケーションが大切です。触れていると相手の感覚や感情は伝わっていくものです。相手の気持ちを考えながらストレッチをすることが大切です
④
怪我をしていたり、炎症がある場所にはストレッチを行わないようにします。
悪化してしまう可能性があります。
まとめ
ストレッチとは
“意図的に筋や関節を伸ばす運動で。体の柔軟性を高めるのに効果的なもの”
パートナーストレッチは
“誰かにサポートしてもらいながらストレッチをすること”
パートナーストレッチといってもいろんな種類がありますので自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
ストレッチの効果は色々ありました、やり方に気をつけて行えばとても良いものです。
自分でやるのもよし、パートナーと一緒にやるのもいいと思いますが、パートナーストレッチは信頼できる相手ならより力がぬけて効果が高いということがわかりました。
セルフストレッチでは物足りない人は、たまにはプロのストレッチを体験してみるのも良いと思います。
セラピストとして関わる全ての人の健康を応援しています。