今までちょっと寝たら元気になったのに
最近は寝ても朝だるい
セルフケアやってもいまいちスッキリしない
体が以前より硬くてストレッチしてもいまいち伸びていない気がする
ココロとからだのめぐりを整えるお手伝いをするメグリスト斉藤です。
40歳を超えるあたりから、なんだか今まで隠れていてなんとかなっていた体の不調がチラチラ見え始めてくるそして方が増えるのではないでしょうか?
そして、そのあとは5年ごとに体の変化を感じることが多くなる人が多いように感じます。
実は、今年50歳を迎える私自身も、今までみたいにやる気が出なかったり、疲れやすくなったりとよくわからない、でも今までとは違う体の変化がおとづれています。
思い返せば40歳を超えたあたりから徐々に体に変化が出てきた気がします。
今回は年を重ねるごとに「最近だるさが抜けない」「セルフメンテナンスが難しくなった」「疲れやすい」「やる気がでない」「謎の不調に悩まされている」など
どんなことが起こりやすいのか?
体の変化の原因
女性ホルモンのこと
原因はそれだけ?
運動とストレッチのこと
など書いていこうと思います。
原因を知れば今ある不調にも悩まなくても済むかも知れません
目次
40歳過ぎたらこんな不調が起こるかも
- 眠りが浅くなった
- 疲れやすい
朝になっても疲れが抜けない - 上半身だけが暑い
- 尿もれ
- ぽっこりお腹
- 気分の落ち込み
- イライラ
- 筋力の低下
- 病気になりやすくなった
など、この他にも色々な不調が起こる方が多いようです。
「自分だけじゃないんだ」と
安心した方も多いのではないでしょうか?
なんで急にこんなにも体の変化が起こるのでしょうか??
女性のホルモンが原因?
このような体の変化には、女性ホルモンが関係しているようです。
★下のデーターは色々な資料を総称した目安です
昔の女性の一生(明治時代ごろ)
初経 15歳
結構 18歳
出産 20歳〜40歳
(5〜10回)
閉経 48歳
寿命 50歳
一生の月経回数 50回
現在の女性の一生
初経 15歳
結構 20歳〜30歳
出産 31歳〜40歳
(1〜2回)
閉経 48歳〜55歳
寿命 80歳以上
1生の月経回数 500回
さて、女性ホルモンの主な役割は子宮や乳房に働きかけて「妊娠、出産を助けること」と言われていますが、実は女性ホルモンの働きはそれだけではなく、血流で身体中に巡り女性の身体を元気にするお手伝いをしてくれているのです。
コラーゲンを増やすことが女性ホルモンの仕事なので、皮膚や粘膜、骨などを女性らしく守ってくれているのです。
なんと、その他にも脳の活性化、免疫、自律神経などにも作用してくれています。
しかし、一生のうちに分泌される量は
ティースプーン1杯
と言われています。
そして、女性ホルモンの分泌量は20代、30代にピークを迎え
更年期になると急激に分泌量が落ちる
そしていわゆる更年期障害と言われる症状が現れ始めます。
今までホルモンが守ってくれていた効果が期待できなくなり
コレステロール値の上昇、糖尿病、骨粗鬆症、お腹ぽっこりなど遺伝的に弱い部分に症状が現れやすくなります。
40歳過ぎた不調は本当に女性ホルモンの問題だけなのか?
ところで本当に女性の不調の原因は全て女性ホルモンのせいなのか?と考えると、多くのお客様を施術させていただいていると、若い頃からの積み重ね、メンテナンス不足、オーバーワーク、特定の関節の使い過ぎなどによる不具合がで始めるのも35歳過ぎたあたりなのではないかと思います。
「年だから」「女性ホルモンのせい」というだけではなく、今まで積み重ねてきた原因をもう一度見直すのも今なのかもしれません。
生活習慣の見直しと、少しのメンテナンスと運動や睡眠などで良くなることも多々あります。それは年齢は関係ないこともあります。
40歳から自分のためにできること
女性ホルモンに守られ健康を保っていた私たち。
「ホルモンがなくなったら終わりでは」と泣いている暇はありません。
昔は50歳で生涯を終えていた私たちですが、なんと人生100年時代になってしまいました。
どうすればいいのか?
結論から言うとホルモンが助けてくれていたことを自分でもある程度やっていかなければなりません。
何度も聞いて耳にタコの方も多いでしょうが健康維持の3要素は
栄養(食事) 運動 睡眠
厚生労働省でも推進しています。
それでも、
「そんなの当たり前→知ってる→だけどできない」と理由をつけてやらなのが私たち人間。私も一緒です。
でも人生後半はこれをやっていかないと健康維持はできません。
後半戦も元気に好きなことをやるためにも、体の変化が起こっているこの時こそ
自分の体に向き合い、元気に過ごせるように考えないといけない時かも知れません。
コンピューターが発展している今ですが、いくらAIでも、今のところは自分でやらないと
健康維持はできませんね。
昔だったら生きていない年齢、その頃の人たちより断然今の人類は若返っています。
閉経してから第二の人生になりますが、しっかり健康を維持すればこれから自分の人生を楽しむことができそうですね。
40歳からの有酸素運動とストレッチを真剣に考えよう
女性ホルモンが減ってくると、筋力低下で代謝の低下してきて太りやすくなってきます。
さらにイライラしたり、落ち込んだり、眠れなかったり、関節が痛くなったり色々なことが起こってきます。
そこで有効なのが適度な運動です。
運動すること、体を動かすことで代謝が上がり、血流が良くなり停滞している感情などもスッキリします。
有酸素運動、そして体を緩めるためのストレッチです。
ストレッチはご自分でやるのも効果的ですが、凝り固まってしまって自分では伸ばせない時は、プロにお願いしても良いと思います。
まとめ
40歳からの体の不調は今までの生活習慣もありますが、女性ホルモンの影響もあると考えらます。
女性ホルモンは今まで、筋肉、骨、皮膚、精神状態など色々な分野でとても私たちを助けてくれていました。
しかし年齢を重ねるとどうしても足りなくなってきます。
もっと科学が進むとどうなるかわかりませんが、今のところは、今まで女性ホルモンに頼っていたことを自分でやるとことになりそうです。
一番重要なのは
「栄養」「運動」「睡眠」 そしてもう一つは「笑顔」
一度自分の生活を見直して、人生後半戦も快適に楽しく年を重ねていきたいものですね。
そして年を重ねるごとに「初めまして」の症状が時折現れます。
その度にびっくりするのも大変です。
安心して相談できる場所を見つけておくと、心の安定につながる思います。
参考資料
中年女性の更年期症状および抑うつ症状に対する
ストレッチの効果:ランダム化比較試験
―Menopause に掲載された英語論文の日本語による二次出版―