ココロとからだを巡らせるお手伝いをしているメグリスト斉藤
うみかぜ整体院セラピストです。
東洋医学の考え方をベースに施術を行なったり、アドバイスしたりしています。
現在は春!!と言っても二十四節気では2月から始まる「立春」「雨水」「啓蟄」「春分」そして本日「晴明」ということでほとんど夏の状態ですが、、
ちょっと遅めのご紹介ではありますが、今回はうみかぜ整体院のオプションメニューの一つ
「よもぎ蒸し」の効果やおすすめの理由について書いてみたいと思っています。
年中冷え性の方やトラブルがある方はいつでもおすすめなのですが、春になるといろんなトラブルが起こりやすい方はこの時期に「よもぎ蒸し」をおすすめいたします。
現在はよもぎだけではなく、漢方の入ったよもぎ蒸しで発汗作用を高めています
さらにプラス110円で顔のパックも一緒にできます。
目次
東洋医学の「春」はどんな季節
春はこの図で行くと緑の場所 五臓で言うと「肝」六腑で言うと「胆」
うまく巡っている時は問題ないのですが、めぐりが滞ったり、足りなかったり、多すぎたりするとバランスが崩れて不調が現れます。
「肝」は筋肉や爪、目などに影響を与えるため、筋肉がつるこむら返りや、爪が弱くなったり、ガタガタになったり、目が疲れたりしょぼしょぼしょぼしたりします。
この時期に起こりやすい不調は精神的なトラブル、目のトラブル、ストレスによるイライラ、落ち込みなど
そして春になると全ての生物の「気」が盛んになり動きが活発になりますが、
何らかの原因でうまくめぐらなくなり、「気」が詰まってしまったり、逆流したりしてトラブルを起こす人もすくなくありません。
春は五臓に中で「気」のコントロールをおこなう「肝」(ストレスに関与)にトラブルを起こしやすくなります。
なので今の時期は解毒効果UP、巡らせ効果UPのよもぎ蒸しがおすすめです。
対策を考えてみよう
「肝」のはたらきは一つではありませんが、わかりやすい「肝臓」について考えてます。
肝臓の主な働きは血液の浄化、うまく働いていないと血液中に老廃物を解毒し綺麗な血液を全身に送り込むことができません。
春は体の外に毒を出す「排毒効果」が高まりうまく巡っていればとても良いのですが、乱れるとうまく排毒できずに吹き出物ができたりします。
うみかぜが考える対策は
体をあたためたり、軽い運動などで体を温めめぐりの良い体にする
ストレッチやマッサージなどでかたまっている筋肉をゆるませめぐりの良い体にする
春に出てくる食べ物を程よく取り入れて、内部からも解毒を高めていく
一般的なよもぎ蒸しの良いところ
よく言われているよもぎ蒸しの効果として
血流が良くなる、温めることで筋肉が柔らかくなる、老廃物が排出される、内臓が温まって動きが良くなる
老廃物が排毒されるって書いてあるけど本当??ってよく思うんです。
私も実はそのあたりにおいては、疑問が残るところでございます、
汗から出ると言っても毎日の排出量のわずか1%
しかもよもぎ蒸しをした人ならわかるのですが、よもぎ蒸しで出る汗はサラサラな汗。
ドロドロの老廃物が出ているとも思えません。
うみかぜがよもぎ蒸しをおすすめする本当の理由
春は「肝」の季節だからこの時期に解毒スイッチを入れましょう
冷えてたらまずは温める
「肝」の解毒効果を高めるためには何から始めたらいいのか?
まず体の芯から内臓を温め、筋肉を緩めることがめぐりの良い体を作る第一歩です。
よもぎ蒸しをすると内部が温まるため、体がすぐには冷えません。いつもお腹が冷たい人もあたたかくなります。
内臓があたたまれば動きが良くなり、排尿、排便もスムーズになると考えています。
私も胃が悪いので胃の動きが悪くいいものを食べても吸収されないことが多々あります。
吸収されなければ女性に必要な「血」を作ることができません。
筋肉も緩む
こりや関節の痛みなどでお悩みな人も効果的です。
冷え性でなくても筋肉が固まっていることによってその部分は冷えて血流が悪くなっています。温めることで筋肉が柔らかくなり、こりも軽減すると考えています。
新陳代謝が上がる
冷え性でな体を温めることで新陳代謝が上がることで基礎代謝のアップにつながると言われています。
ホルモンバランスが整う
PMS(月経前症候群)や生理痛などでお悩みがある方にもおすすめです。
何度も言っている通り「めぐりの良い体」を作る基本には冷えていないあたたかい体が必要です。特に冷えて体調が悪い方、滞っている方はおすすめです。
いつも汗を書いて熱がこもりすぎている人は向いていないかたもいるので相談して決めましょう。
しかし、熱がこもりすぎているのに汗をかけない人はおすすめかもしれません。
体温調節のために汗をかくのに汗が出ないと良くないですよね。
何回かやっているうちにだんだんと汗がかけるようになってきますよ
女性は女性であるかぎり「血」との関係がとても深いです。
血を増やすのはとても重要です。西洋医学では鉄剤を飲んだり、ホルモン剤を使ったりしますが、東洋医学では根本原因を探りそれにあった対処をしていきます。
血が足りない人の中には、胃の動きが悪いことによって栄養吸収されてなくて血が作れない人もよくいます。まずは「胃」を整えるのも需要ですね
もっと巡らせるために+おすすめメニュー
1 よもぎ蒸し+ストレッチ整体
関節が動きづらい人、体の芯から固まっている人、コリがひどくて動かすと痛い人など
体を芯からゆっくり温めてからの施術は、相乗効果が期待できます。
2 よもぎ蒸し+足つぼ(フットケア)
足のむくみ、下半身がつる、足の指の硬さ、内臓全体の動きの悪さ
3 よもぎ蒸し+腸セラピー
便秘、婦人科系トラブル、胃腸の不調、内臓下垂、お腹の冷え、下痢
4 よもぎ蒸し+かっさヘッド
顔のたるみ、顔のくすみ、頭の硬さ、首のトラぶる、目耳のトラブル、髪のトラブル
このようなコースと一緒にするとより相乗効果があります。
注意とお願い
男性のお客様はよもぎ蒸しはできません。
よもぎ蒸しの禁忌事項はこちらからご確認ください。
長年のトラブルを改善させたい場合は、個々の状態にもよりますが、
1週間、または2週間に一度、最低3ヶ月続けることをおすすめいたします。
今までの生活習慣で起こった滞りです、すぐに効果は現れないです。
私自身も高校生ぐらいから立ち上がれないほどの生理痛でした、東洋医学と漢方に出会い
3年かけて生理痛はかなり改善いたしました。
根本解決をするのにはそれくらいの年月がかかります。
まとめ 春の養生
春は解毒の季節、気がめぐり始め気持ちの良い季節の始まりです。
養生は毎日の積み重ねが大切です。
病気になってから焦ったり、病気になっていないのに心配するのであれば
毎日の生活を少しだけ見直しましょう。
普段できる養生は冷えている場所があったら冷やさない
(見えるとこだけではない)
★よもぎ蒸しおすすめ
春の野菜をしっかり食べて解毒する
お酒を飲む人は休肝日をしっかり作る
血を増やすためには「脾」(胃)の動きが大切なので、ゆっくり噛んだり、暴飲暴食を控えたり胃のケアもしっかりする
のびのびとする季節なので深呼吸や体を伸ばすストレッチをしっかりする
色々やった上で体調が悪かったら医療機関の介入も考える。(漢方薬局もおすすめです)