「枕ってどうやって合うの見つけてるんですか?」
先日、お客様から立て続けに「枕の相談」を受けました。
そうなんですよね。
自分に合った枕を見つけるのって、ほんとうに難しい。
オーダーメイドで作ってもらうのも良い方法ですが、予算的になかなか手が出ないことも。
そこで今回は、自分でできる「枕の選び方」のヒントを少し探ってみたいと思います。
私もきちんと調べたのは初めてだったので一緒に勉強していきましょう。
朝、起きたときに首や腰が痛い方へ
もしかすると「枕が合っていない」のが原因かもしれません。
枕選びで気をつけたいのは、大きく分けて 《硬さ》と《高さ》 の2つです。
目次
枕の硬さのことを知ろう
柔らかめの枕、硬めの枕、枕にはたくさんの種類があります。
どんな基準で枕を選んでいけば良いのでしょうか?
「どっちがいいか?」は、実は人それぞれ。
硬めの枕が向いている人
• 首や頭をしっかり支えたい方
• 比較的体格ががっしりしている人
• 男性に選ばれることが多い傾向
柔らかめの枕が向いている人
• 頭にフィットして寝心地が良いと感じる方
• 筋肉質ではない女性など、身体のラインが柔らかい方
※ただし、首や肩がガチガチにこっている人は、柔らかすぎる枕だとフィットしきれず、逆に不調の原因になることもあります。
高さの測り方

✴︎仰向けで寝る人の場合✴︎
1. 壁に頭と背中をつけて、リラックスしてあごを軽く引く(顔が約15度うつむくくらい)
2. 壁と首のすき間の一番深い部分を測る(誰かに測ってもらうと◎)
3. その数値に「2cm」をプラス(枕の沈み込みを考慮)
→ 平均は 1.5~5cm。体格がいい人は少し高めが合うことも。

✴︎横向きの場合✴︎
マットレスに寝たときに「首の骨を床と平行に保つ高さ」が理想です。

肩の高さがあるぶん、仰向けで寝た時よりも少し高くなります。 横向き寝の枕の高さを測るときは、床ではなく実際に自分が使うマットレスに寝て測りましょう。
枕についている耳から下になっている方までの長さを図りましょうとのことでした。
横向きで寝るときは、「首の骨が床と平行になる高さ」が理想。
• 実際に自分のマットレスの上で測ること
• 仰向けよりも3~5cm高くなるのが一般的
• 平均では 4~10cm ほど
ここでも沈みを考慮して+2cmくらいが目安になります。
タオルを丸めて作る枕はどうなのか?

うみかぜでもおすすめしていた、丸めたタオルの枕。
実はこれ、最近は評価が分かれるアイテムのようです。
メリット
• 高さを手軽に調整できる
• 自分の首のラインに合わせやすい
デメリット
• 寝返りをうつと形が崩れる
• 横向きには向かない
• 固くてリラックスしにくい(←私も感じました)
正直なところ、やや昔の流行だったのかもしれません。
おすすめしていた皆さん、ごめんなさい…。
結論:試してみないと分からない
「硬さがいいか?柔らかさがいいか?」は、最終的にはその人の体型と感覚次第。
ただし、高さの合わない枕は不調のもとなので、一度ちゃんと測ってみるのがおすすめ。
ネットで買うより、試せる店舗でフィッティングする方が安心です。
枕なし?ストレートネックだから不要?
ストレートネックの方など、「枕を使わない方が良い」と言われることもあります。
でも私は、枕はあった方が自然な寝返りができて楽だと感じています。
大事なのは、枕に首を預けられる状態で寝られること。
首こりや緊張が強い方は、寝る前にストレッチや深呼吸などで、身体の力を抜くことから始めてみてくださいね。
NHKの取説ショーでも「枕の取説」やってました
私もみてないのですが、こちらでも科学的に枕のことを色々紹介しているようなのでこちらもご参考までに
リンクを貼っておきます。枕の作り方ものっていますよ。
※私はまだ実証実験していないので、コメントは控えておきますね
明日の取説ショー「枕の取説」
まとめ
柔らかいのがいいか?硬いのがいいか?というのは結局個人の問題。
しかし、筋肉隆々じゃない女性だったら柔らか目の方がいいかも。
高さは結構重要だと思うので、枕が気になるのであれば一回高さをはかってみて、それを目安に買ってみたらいいと思います。なのでネットで買うよりはやはり試して変える場所が理想かもしれませんね。
• 硬さと高さ、自分に合うかは体型や姿勢によって違う
• 高さは測ってみると意外な発見あり!
• 固定しすぎず寝返りしやすい枕がおすすめ
• 体が緊張したままだと枕が合わなく感じることもあるので、リラックスが大切
枕に迷っている方の参考になれば嬉しいです。
私として寝返りもうつし、楽に頭が動けるような固定しないような枕の方がとても自然に寝れる気がします。
こりやお疲れで首が固まったまま寝てしまうと枕にリラックスして身を委ねられないのでそういう方は、首のストレッチや呼吸法で体の力を抜いて、枕やベッドに体を委ねて寝れるといいですね。