猫背かもしれない
子供が猫背で大丈夫かな?
猫背だとどんな影響があるのかな?
ココロとからだのめぐりを整えるお手伝いをするメグリスト斉藤です。
「猫背」が気になる方、姿勢が悪いとよく指摘される方、お子様のやお孫さんの姿勢が悪くて心配など猫背のお悩みをよくお聞きします。
大人になり年齢を重ねてくると分かってくるんですよね。姿勢が悪いと色んなことに影響を及ぼすということが。
でも実際猫背によって起こるトラブルというのがよくわからない。
姿勢なんて直さなくても良いと思っている人も多いのではないのでしょうか?
お子様に関しても「姿勢悪いよ!治しなさい」と言ったところで、当然子供達の心を動かすことはできません。
でもやっぱり姿勢は小さい頃にしっかりと矯正してあげることは大切だと思います。
今回は「猫背」をテーマに、うみかぜなりに考えてみることにしました。
参考にできることがあれば参考にしてみてください。
目次
まずは猫背チェック
- 慢性的に肩こりである
- 自然に立つとお腹がぽっこり
- 姿勢が悪いとよく言われる
- 首がいつも硬い
- 腰痛がある
- まっすぐ座ると苦しい
- O脚である
チェック項目が
0 猫背の心配はないです。
1〜3 猫背の可能性あり
4〜7 猫背になっています。改善策を一緒に考えましょう
猫背によって起こるデメリット
年齢とともに背中のこわばりが起こり、寝る時も真っ直ぐにベットで寝れない方なども多くいます。その他にも多くのデメリットが考えられます
- お尻やバスト顔のたるみ
- むくむ
- 内臓が自由に動けない
- 精神的不調
- 肩こり、首こり
- 腕の疲れ
- 胸部リンパの詰まり
- 万歳ができない
- 体のバランスが悪くなる
- 腰痛
幼児における姿勢の悪さによって起こるデメリットとは?
子供の猫背よく言われているのが、筋力の低下により体が真っ直ぐにできないということ。なぜそんなことが起こるのでしょうか?
その原因の一つに生活の様式化。
最近和式トイレを使わなくなったのでしゃがめない子供が増えているということです。
しゃがもうとすると尻餅をついてしまうというケースです。
昔は、和式の生活だったので、しゃがんでから立ち上がるという動作が多かったため、自然に股関節や足首、膝の関節などをよく使っていたので、柔軟性も筋力もあったとのこと。
そのほかにも前屈や万歳がうまくできない子供も増えているとか。
柔軟性がないと姿勢も悪くなりますね?
筋力がないと体はまっすぐにすることが難しくなります。
姿勢が悪いことで起こるデメリット
- 目が悪くなる
- 肩こり、腰痛
- 身長が伸びない
- 怪我がしやすくなる
- 集中力の低下
- 頭痛
- 消化不良
- 呼吸が浅い
猫背からの脱出方法を考えてみる
一度固まってしまったら、なかなか元に戻すのが難しいです。
でも気づいてしまったら早めの対処をお勧めします。
お勧めしない座り方、立ち方
首が前に出ていて、首の骨の間が狭くなっている。
内臓の動きが悪い
呼吸がうまくできない
骨盤の歪み
その他の例 思い当たりますか?
正しく座って自分のまっすぐを知る
お腹に力を入れてまっすぐ伸ばす
背もたれに頼らない
お尻の下に手を入れて少し揺れて、骨があたったらゆっくり手を抜く
坐骨が立っている状態というのがこれです。
坐骨が立った状態で座ることがまっすぐ座るには重要。
足もしっかり地面につけて安定させます。
猫背改善のエクササイズ
最近私の中で流行っているのが、何年も前に流行ったデューク更家さんのをウォーキング。
若い方は知らないと思いますが。
インパクト強めだったので、今でも脳裏に焼きついています。
自分のまっすぐを知るにはとてもいい体操だと思います。
調べるとデュークさんは今も元気にエクササイズを伝授されているようでとても元気そうなのできっといいエクササイズに違いないと思っています。
私はこのウォーキングの簡単バージョンで、毎朝の犬の散歩の時に体を伸ばすのが日課になっています。
デューク更家 ユーチューブ
トルソーウォーキングはこちら
子供の猫背改善とゴールデンエイジ
皆様はゴールデンエイジという言葉を聞いたことがありますか?
私も最近まで知りませんでしたが「一生に一度だけおとづれる運動神経の黄金時期」だそうです。
この理論はアメリカの医学博士 スキャモンの発育発達曲線から考えられているようです。
ゴールデンエイジは3段階に分かれます。
プレゴールデンエイジ 3歳から6歳頃
(体の動かし方の基礎を作る期間)
ゴールデンエイジ 6歳から12歳頃
(敏捷性 瞬発力 バランス能力と高める期間)
ポストゴールデンエイジ 12歳から14歳頃
(複雑な動きに対応できる期間)
スポーツ選手にしたいわけじゃないから関係ない?
そんなことはありません、普段の動きの中でも運動神経というものはとても重要。
この大切な期間に猫背であるとパフォーマンスも落ちてしまいます。
うちの子言うこと聞かないから
という言葉をよく聞ききます。まずは自分から猫背をなくし、ピシッと座りお手本を見せることも重要かもしれません。
まとめ
猫背だと見た目も老けて見えたり、元気がないように見えてしまいます。
そして、体の不調にも大きく影響してきそうです。
お子様に関してはゴールデンエイジという大切な期間に猫背であるとあんまり良くなさそうです。
言うこと聞かせる前にまずは自分の姿勢を見直してみるといいかもしれません。
一緒に体を伸ばしたり、注意をしあったりしながらお互い改善できていくのが理想かもしれません。
まずは、自分の正しい姿勢を知ること。いきなりパーフェクトにならなくても大丈夫です。
長年かけて姿勢が変わっているのですから、時間をかけて戻していきましょう。
うみかぜにもご相談ください。